青空写真展：カワセミ＆自然観察日記：SSブログ

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青空写真展　[カワセミ] [編集]

3/29(土)、4/5(土)、4/6(日)、kenny様のご尽力で開催された「第一回O川なんでも写真展」が無事終了しました。参加することが出来て本当に良かったです(感謝です)。皆様の作品を見て郊外の河川に多くの動植物が生きていることを自分自身も再確認出来ました。

写真展の様子

カワセミに親しみを持ってもらいたくて生態の説明を簡単に展示しました。

杭に止まっているのは♀
魚を咥えてホバリングをしているのが♂です。
カワセミの♀は、嘴の下側がオレンジ色です。
カワセミのプロポーズは、「魚のプレゼント」！
プレゼントの仕方も丁寧で魚を頭の方から渡します。
これは魚のウロコが飲み込むときに引っかからないようにするためです。
良いプレゼントを貢げるか？カワセミの世界も大変です。

♂の親鳥が巣立ちしたカワセミの幼鳥に餌を渡しているところです。

カワセミの子育て時期は、春から夏にかけてです。
夫婦で協力して子育てを行います。

・巣穴掘り
赤土などの壁面に嘴を使って穴を掘ります。2mくらいの穴の内側に作るそうです。
最近は、巣穴に適した場所が少ないためカワセミ達は子育てのスタートから大変です。嘴に土をつけたカワセミを見つけたら頑張って巣穴を作成している証拠です。
温かく見守ってあげてください。巣穴には近づかないようにしてください(危険を感じて育児放棄をする可能性があります)。

・抱卵
巣穴掘りが終わると産卵〜抱卵を行います。
抱卵は、♂と♀が交代で行います。
約19日抱卵すると雛が孵ります。

・巣立ち
孵化した雛は、約23日巣穴で育ちます。
一日に数十回、両親が巣穴に餌を運びます。
子育てのクライマックスの1つが巣立ちです。
親鳥が雛を池や川に連れ出します。
今回の伐採でO川に雛を連れ出す安全な場所が少なくなってしまいました。

・追い出し
川に連れ出した幼鳥を1〜2週間、親鳥が餌を運んで育てます。
その後、成長した若鳥は親鳥に追い出されす。
上の写真は、川で親鳥が若鳥に給餌を行っているシーンです。

今回の作品を以下にまとめました(動画を含め数点展示していないものもあります)。
良かったらご笑覧ください。
http://www.flickr.com/photos/codys1969/sets/72157643155441005

すべての画像は、クリックするとflickrで見ることができます。
flickr上で画像をダブルクリックすると拡大表示が可能です。
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