カワセミの雛、巣立ち！（続編）

6/6、昨日に引き続き朝夕と奈良川に観察へ行きました。2羽の雛ですが、1羽は母親と一緒に行動し、１羽は定位置周辺でアメンボを食べたり、葉っぱを使って餌を弱らせる練習をしたりしていました。人間もそうですが、親は同じでも子供はそれそれ違うようです。


雛への給餌（77ED + AC No3 + AF1.7x + K-x）

アメンボを食べる雛（自力でゲット！）（77ED + AC No3 + AF1.7x + K-x）

夕方、助手君と一緒に同じ場所へ観察に行きました。朝と同じ位置に１羽だけいました。しばらく観察していると母と子供ペアが飛んできました。給餌が終わったと何をやっているのかな？観察していたら、母が子供の頭を噛んでいました。もう追い出しが始まるのかな？？？
特に母と子供2羽で止っているときに母が子供叱り飛ばしているように見えました。
カワセミの子育ては、孵化してから約1～1.5ヶ月だと思われます。カワセミは生きて3年と言われているので、1ヶ月（離散まで）/36ヶ月（寿命）だけ親に世話になっているんですね。お世話になっている比率は2.8％。一方、人間は20年（成人）/80年（平均寿命）。お世話になっている比率は25%。カワセミと人間を比較するのは何ですが、カワセミはずいぶん早いうちから一人前にならないと生きていけないんですね。


夕方の雛（45EDII + 7866 + AF1.7x + K-x）

親から雛へ給餌（45EDII + 7866 + AF1.7x + K-x）

雛の嘴の中は白色なんですね（45EDII + 7866 + AF1.7x + K-x）

母親に頭を噛まれる（追い出しは始まっているのかな？）（45EDII + 7866 + AF1.7x + K-x）


兄弟を叱り飛ばす母？「自分で餌を捕るのよ！」（45EDII + 7866 + AF1.7x + K-x）

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コメント 2

いつも川で情報をいただき有り難うございます。
兄弟を叱り飛ばす母？「自分で餌を捕るのよ！」ナイスショットですね。
午前中はいつもの暗い場所の枯れ枝で給餌していましたので背景が綺麗でなく、色温度も高く寒色系の場所に色がくすんだ雛がいるので、どうしても殺風景な画しか取れませんでした。羨ましい限りです。
午後は２時過ぎから４時半頃まで、一度カワセミを見たいと次女が言っていたので一緒に川まで行って雛を見てきました。雛だけ３羽集っている所に蛇が泳いできて心配しましたが、気が付いて一斉に別の場所へ移動しました。この時期の滅多にお目にかかれない季節限定のカワセミの雛の事を説明したら大変喜んでいました。
帰る直前には雄が飛来して雌を追い回していて、雌がが異常な声の鳴き声をして雛を下流側の右岸に集めたようです。下流の車に戻ると停まっている雌めがけて雄が飛来し急接近して飛び去る行動を数回目撃しました。
多分、次の２番子の求愛の兆候かなと勝手に想像して帰ってきました。
Ｃｏｄｙさんは多分その後にお出でになったのでしょうね。

by Ｔａｋ (2010-06-07 12:59) 

Tak様、いつもありがとうございます。午後は入れ替わりだったようですね。
境川も恩田川も次の雛の巣立ちが近づいているので楽しみですね。
by Cody (2010-06-07 23:13)